5月16日(月)、鈴鹿商工会議所本館4F大ホールにおいて、ビジネス研修委員会主催の5月度例会を開催。今回は、鈴鹿大学教授 仲律子氏をお招きし、『心を開くコミュニケーションの取り方』をテーマにご講演いただきました。
今回は、職場や家族、プライベートなど様々な場面での感情のコントロールやネガティブ思考へのアプローチを学ぶことにより、心の通うコミュニケーションが自然とできるようになることを目的に行いました。
仲氏は、「怒り」という感情のメカニズムや兆候、怒っている人への対処法、注意点について説明され、「一方的な意見の押し付けはコミュニケーションとは言えず、双方が意見を言い合って初めてコミュニケーションが生まれる」「一方的に意見を押し付けられた方は『怒り』が生まれ、コミュニケーションをするには邪魔な感情となる」と話されました。
例会後半は、質疑応答形式で、メンバーが実際に抱えている問題を事例に、メンバー同士で解決策を議論の上、仲氏からアドバイスを分かりやすく、解説して頂きました。また、従業員に指導する際には、同じ内容であっても、伝え方を工夫するように話されました。
今回の例会でメンバーはコミュニケーションの難しさ、大切さを深く受け止めることができ、今後の社業に活かせることと思います。(総務広報委員会 野間)